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メタルフリーインプラントについての最新情報本間 憲章医療法人本間歯科理事長 メタルフリー歯科を患者に推奨する時に、一番問題になったのは、インプラントであろう。現在我が国で、インプラントと言えば、歯科医は誰しもがチタン製インプラントであると認識している。そしてチタンはアレルギーがない、少ないとされてきた。しかし、近年チタンもアレルギーを発症するという報告が国内でもなされて、当時その論文の内容に、私自身驚いたのである。そうだやはりチタンも金属であったのだと思い知らされた。そして大きな時代の変化が起こる気がしたのである。そこで世界に目を向けてみると、メタルフリーインプラントが存在していた。多くはベンチャー企業であるため、大企業に成長した既存のチタン製インプラントメーカーの陰に隠れている。更に、セラミックはその製造方法により強度に各社バラツキがあり、消えてゆくメーカーもある。その中でもスイス製セラミックインプラント(ジルコニア製)に、近年充分信頼にたるものが存在する。既にEUやFDAの認可を取得し、欧米では一部の歯科医に支持を得て、確実に実績を上げているのだ。 私も臨床に応用し、既に5年が経過し、金属アレルギーの患者、又それを危倶する患者に大変喜ばれている。私は昨年この学術大会で、その紹介をさせて頂いた。今回はその続編ともいうべき内容である。更に今年、フロリダで行われた第1回国際セラミックインプラント学会で得た内容・情報も報告したいと思う。 もはやマスコミ等で報道された金属アレルギーの問題は、国民に様々な不安を抱かせつつある。もし既存のインプラントを薦めた患者に、「金属アレルギーの心配はないのか」と質問を受けたら、大丈夫ですとは、言っていられない時代になった事を認識してほしい。私はチタン製インプラントを否定するのではない。そのような患者に選択肢として、セラミックインプラントの存在を教示できるようになってほしいと感じるのである。 私はガソリンエンジン車から電気自動車又は水素エネルギー車の流れの変化のように、歯科インプラントの世界でも、大きな時代の変化が起こるような気がするのである。それは金属アレルギーを知れば、患者が求めるものは何かという事を、長年の町医者生活から直感しているからに他ならない。
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ランチョンセミナー
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レジン系材料の接着とメタルフリー修復への新たな提案
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略 歴
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2007年 | 創価大学大学院工学研究科 生命情報工学専攻卒業 | |
2007年~現在 | 株式会社トクヤマデンタルつくば研究所 | |
デンツプライ三金株式会社営業企画本部
デジタルソリューショングループ
略 歴
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1981年 | 東邦歯科技工専門学校 卒業 | |
1983年 | 東邦歯科技工専門学校 鋳造床科卒業 | |
1991年 | 三金工業株式会社 | |
2010年 | 株式会社 三金ラボラトリー | |
2014年 | デンツプライ三金株式会社 | |
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科う蝕制御学分野
審美修復材料として、コンポジットレジン材料とセラミックス材料が広く用いられてきたが、近年ジルコニアも急速に普及している。ジルコニアもセラミックスも間接法修復材料であるが、コンポジットレジンに関しては、直接法と間接法という選択肢がある。一般論として間接法では、形態の回復が容易で、大型の修復に適するということが利点として挙げられている。しかしながら、大型の修復でも形態の回復が可能でさえあれば、患者にとって直接法の方が良いことは当然である。ジルコニアなど機械的強度に優れた素材は、直接法で用いることは不可能である。どうしてもこのような素材による修復が必要な状況では、当然間接法が選択されることになる。略 歴
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1980年 | 東京医科歯科大学歯学部卒業 | |
1984年 | 同大学院修了(歯学博士 | |
1994年 | 奥羽大学教授 | |
1995年 | 東京医科歯科大学教授 | |
2000年 | 同大学院教授 | |
2005年 | 同歯学部長(2014年まで) | |
2014年 | 同理事・副学長 | |
日本大学歯学部保存学教室修復学講座
略 歴
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昭和62年 | 日本大学歯学部卒業 | |
平成 3年 | 日本大学大学院修了,博士(歯学) | |
平成 3年 | 日本大学助手(歯学部保存学教室修復学講座) | |
平成 6年 | 米国インディアナ州立大学歯学部留学(平成8年まで) | |
平成15年 | 日本大学講師(歯学部保存字数室修復学講座) | |
平成173年 | 日本大学教授(歯学部保存学教室修復学講座) | |
平成26年 | 日本大学歯学部付属歯科病院長 | |
現在に至る | ||
大阪歯科大学歯科審美学室
略 歴
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1976年3月 | 大阪歯科大学卒業 | |
1980年3月 | 大阪歯科大学大学院修了 | |
1990年4月 | 大阪歯科大学 講師(歯科補綴学第2講座) | |
1997年4月 | 大阪歯科大学 客員教授 | |
1997年4月 | 大阪歯科大学歯科技工士専門学校 校長 | |
2006年4月 | 広島大学歯学部 非常勤講師 | |
2008年4月 | 大阪歯科大学歯科衛生士専門学校 校長 (兼務 ~2014) |
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2014年1月 | 大阪歯科大学歯科審美学室 専任教授 | |
学会 | ||
日本デジタル歯科学会 会長 日本医用歯科機器学会 会長 日本歯科審美学会 副会長 日本歯科技工学会 副会長 日本歯科医療哲理学会 常任理事 日本補綴歯科学会 医療問題検討委員会 |
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東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
摂食機能保存学分野
略 歴
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1980年 | 東京医科歯科大学歯学部卒業 同歯科補綴学第2講座専攻生 |
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1982年 | 東京医科歯科大学大学院博士課程入学 | |
1986年 | 東京医科歯科大学大学院博士課程修了 同歯科補綴学第2講座医員 |
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1987年 | 東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第2講座助手 | |
1989年 | フンボルト財団研究奨学生としてドイツ連邦共 和国チュービンゲン大学補綴科留学 |
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1999年 | 東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第2講座教授 | |
2000年 | 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 摂食機能保存学分野教授 |
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2001年 | 東北大学歯学部非常勤講師 | |
2004年 | 徳島大学歯学部非常勤(~2007.3.) | |
2005年 | 米国ノースカDライナ大学客員教授(~2008), 東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校 長(~2011.3.),東京工業大学非常勤講師 |
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2013年 | 九州大学非常勤講師 | |
学会および社会における活動 | ||
日本デジタルデンテイストリー学会副会長 日本顎口腔機能学会常任理事 日本接着歯学会理事 口腔病学会理事 日本先進インプラント医療学会理事 日本補綴歯科学会,日本歯科審美学会評議員 日本補綴歯科学会専門医,日本接着歯学会認定医 |
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協賛団体・企業様 | |
■ 相田化学工業株式会社 | ■ Ivoclar Vivadent株式会社 |
■ エンパワーヘルスケア株式会社 | ■ 株式会社 杏友会 |
■ 株式会社ジーシー | ■ 株式会社松風 |
■ シロナデンタルシステムズ㈱ | ■ 株式会社スマートプラクティスジャパン |
■ スリーエムヘルスケア㈱ | ■ Z-Systems AG (スイス Z- System 社) |
■ 大信貿易株式会社 | ■ デンツプライ三金株式会社 |
■ 株式会社トクヤマデンタル | ■ パナソニックデンタル株式会社 |
■ ペントロンジャパン株式会社 | ■ 株式会社 モリタ |
■ 株式会社 ヨシダ | ■ 和田精密歯研株式会社 |
日本メタルフリー歯科学会 2014 |