日本メタルフリー歯科学会へようこそ

今後の歯科医療の発展的展望は、身体的な面ばかりではなく、審美的な面からも
”メタルに劣らない、身体により親和性に優れ、しかも審美的な歯科材料“ があり得る
という視点に立って、多くの議論を戦わす場が必要と考えております。

日進月歩で治療基準が変化していくメタルフリー歯科治療を成功させるため、
学会活動を通して、歯科技工士・歯科衛生士・歯科医師が協働し、
患者さんと歯科医療従事者の両方が安心できるメタルフリー治療を追求しています。

歯科技工士

セラミックス素材の取り扱い、ジルコニアクラウンをはじめとしたCAD/CAM修復、PEEKやPEKK素材などの技工テクニックに関連する情報を共有します。

歯科衛生士

天然歯や銀歯とは異なる、セラミックスやコンポジットレジンのメインテナンス法に精通し、患者さんの笑顔を維持します。

歯科医師

メタルフリーインプラントをはじめ、ジルコニア等の新しい素材を継続して学び、臨床応用へつなげます。また、メタルアレルギーに関する知識を習得します。

日本メタルフリー歯科学会の活動内容

当学会では、下記3項目のビジョンを策定しています。

メタルフリーを維持するため

天然歯は、究極のメタルフリーと言う考え方があります。ですから、歯の喪失を予防することは、当学会の大切な活動の1つと考えています。

メタルフリー修復を行った後は、その治療を長持ちさせるためのメインテナンスが必要になります。

メタルフリーを取り戻すため

メタルフリー修復は破折リスクを伴うことが多いため、予後の面で不安を感じる先生も多いのではないでしょうか?

当学会では、メタルフリー修復を確実なものにするための講演を主催しています。また、歯の喪失に対しては、ジルコニアインプラントも実用的になってきました。

メタルと共存するため

全ての患者さんにメタルフリー治療を施せれば理想的です。しかし、メタルと共存しなくてはならない場合があることも事実。

金属アレルギーや、メタルの口腔内における経時的変化を知っていれば、メタルと共存する道を示すことができるかも知れません。患者さんの不安を取り除くのも、私たちの活動の1つです。

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