日本メタルフリー歯科学会 歯科技工士委員会 主催
第3回 認定歯科技工士研修会を開催いたします。

認定歯科技工士だけでなく、認定歯科医師、認定歯科衛生士の方もポイント取得が可能なセミナーとなっております。

今回も、講演後の振り返り視聴期間を設定いたします。
ライブ配信当日にご都合がつかない方も奮ってご参加ください。

講演

「メタルフリー接着ブリッジの臨床」

DT Akira Naito

内藤 明 先生

日本歯科大学附属病院
歯科技工科

近年歯科界では、MI(ミニマルインターベーション)が提唱され、可及的に低侵襲の治療が推奨されています。欠損補綴においても例外ではなく、健全な歯質をできるだけ残す治療を検討することが求められます。歯質の切削を最小限にとどめ審美性を確保できる補綴方法として接着ブリッジがあり、近年の接着システムの進歩に伴い高い臨床成績が認められています。一方で、支台歯の動揺などにより片方のリテーナーが脱離してしまった症例では、もう一方のリテーナーが接着しているために装置全体としては脱離せず、脱離したリテーナー周囲で二次う蝕を誘発してしまう事例がみられます。このような問題の解決策として、リテーナーを1歯のみに設置するカンチレバー装置が用いられ、少数歯欠損補綴のオプションとして定着しつつあります。海外を含む多くの良好な臨床成績が報告されエビデンスが蓄積されていることから、本年3月日本補綴歯科学会でも『接着カンチレバー装置の基本的な考え方』としてHPに掲載しており、金属製フレームのものは欠損部位を限定して保険治療として認められています。しかし、接着ブリッジにおいてもアレルギー疾患への対応や患者の審美性への要求の高まりに伴いメタルフリー治療が求められるケースがあります。ジルコニアは従来のメタルフリー材料に比較して非常に強度があり、薄さが求められる接着カンチレバー装置のリテーナーに応用することができます。今回、2015年からの約9年間にいくつかの少数歯欠損症例において様々な材料で接着ブリッジ、カンチレバー装置を製作しましたのでそれらについて報告いたします。

日時

2024年8月22日 木曜日 19時30分~21時00分(終了時刻は予定)

振り返り視聴期間(アーカイブ視聴期間)

8月28日 ~ 10月2日(予定)

場所

Zoomによるオンラインセミナー

参加費

メタルフリー歯科学会会員 2,750円 / 非会員 3,300円(税込み)
(恐縮ではございますが、振込手数料はご負担下さい)

取得ポイント数

5ポイント(歯科技工士、歯科医師、歯科衛生士全てが対象です)

講習会参加申し込みフォーム

■ お申し込みフォーム へのリンク ■

こちらのフォームより申し込み後、講習会費の振り込みをもちまして登録完了となります。
お申込者には準備ができ次第、振り返り視聴用のアドレスをメールにてお送りします。

どうぞよろしくお願いいたします。

■振込先 三菱UFJ銀行 新松戸支店(638) 普通預金 0065096
口座名義 日本メタルフリー歯科学会 代表 服部正巳